私たちは事業を通じて、お客様、スタッフ、 仕入れ先など佐藤紙店に 関わる全ての人達の 幸せに貢献できる会社を 目指しています。

代表取締役社長
佐藤公一郎

昭和10年( 1935年 ) 1月、初代 佐藤政雄が釧路の中心地北大通（現在地）にて創業いたしました。当時は、イワシやスケトウダラの豊漁で漁業が好調、町も大変活気にあふれていたと聞いております。そのような時代に、当社は洋紙、事務用品、お茶、雑貨などを手広く扱う商店として、地元の皆様のご愛顧をいただき、少しずつ成長を遂げてまいりました。

しかしながら、戦中の空襲によって北大通一体が被災、幸いにも店は致命傷がなく残りましたが、町の復興に向けての厳しい時期を迎えました。そして、戦後の物資不足の中、幅広い商品を取り扱うことで、社業は少しづつ発展致しました。その頃の写真が右のものです。(昭和29年１月)　当時は卸、小売、納品の三部門を経営し、中でもパイロット万年筆の道東総代理店やコクヨの代理店など、卸部門がメインとなっておりました。

釧路港の水揚量もピークに達しつつあった昭和47年（1972年）、2代目佐藤公二男が社長に就任しました。その後昭和54年から13年連続して釧路港の水揚げが日本一となるなどし、街として急激に成長してきた時代でした。北大通の建物は次第に高層化し、平日・休日を問わず多くの人が往来しました。それと共に佐藤紙店も店舗での小売販売に力を入れることとなりました。

そして現在、平成25年（2013年）3代目佐藤公一郎が商売を引き継ぎ、創業当時と変わらず和・洋紙、事務用品、洋画材、額縁、書道用品などの専門店として、また、官庁、民間企業、学校の納品店として営業をしております。

加えて、店舗では万年筆の充実や、北海道砂川の馬具メーカーソメスサドル革製品の取扱い、各種オリジナル商品の企画・販売などを通して、釧路の独創的な文具店としてこれからも地域の皆様と共に歩んで参りたいと思います。